企業から寄せられた声(文字情報)

株式会社ホンダクリオ富士

会社概要

所在地: 静岡県富士市
業種: 小売業
資本金: 3,000万円
従業員数: 79人
URL: http://dealer.honda.co.jp/hondacars-fujichuo/

訓練概要

訓練コース: 営業・サービスコース
事務・サービスコース
職種: 営業、事務
訓練生数: 5人(終了後に全員を正社員採用)
期間: 平成26年4月~6月
訓練種別: 有期実習型訓練(基本型)

1.制度の活用に取り組んだ目的

富士市の天間南店にある店舗の外観
富士市の天間南店にある店舗の外観

 当社は、昭和51年5月に㈱前島ホンダとして創業し、昭和60年に現在の社名に変更しました。現在は、3店舗(富士インター店と富士宮城北店、ホンダオートギャラリー富士)の新車拠点と1店舗(天間南店)の中古車拠点があります。従業員数は79人で、「お客様第一主義の立場に立ち、価値ある商品を提供することを基本として、お客様の物心両面の幸福を追求し、地域社会に貢献します」ということを経営理念にしています。
 当社の職務は、営業と整備、事務の3つがあり、特に事務では、登録と経理、保険といったように細かく業務が分かれています。従来は、当社内での現場訓練を実施したり、ホンダ技研社員新人研修に参加させてきましたが、時間が合わないことが多くありました。特に、業務内容がこれだけ細かく分かれていると、採用したは良いが、どの職務・業務に配置すれば、一人ひとりの能力を最も引き出せるのかが分からなかっために、どうしたら良いか悩んでいました。
 そのようなときに、沼津市にある教育訓練機関の㈱アイ・クリエイティブの担当の方からジョブ・カード制度の有期実習型訓練のことを紹介されました。早速、富士商工会議所に設置されている静岡県地域ジョブ・カードサポートセンターを訪問し、そこの制度普及推進員の方から有期実習型訓練についての説明を聴きました。その詳細な説明を聴いてみると、当社の人材育成についての考え方と非常にマッチしていると思いましたので、実施することにしました。

2.具体的な取組内容

OJTの実施風景
OJTの実施風景

 今回の有期実習型訓練は、本年4月から6月までの3カ月間にわたり、「営業・サービスコース」と「事務・サービスコース」の2つに分けて実施しました。訓練生は、新卒採用した営業職(2人)と事務職(3人)の合計5人で、訓練の指導者は、店長と工場長を含む4人が務めました。
 静岡労働局に提出する申請書類の作成については、静岡県地域ジョブ・カードサポートセンターの制度普及推進員の方の懇切丁寧なアドバイスがありましたので、非常に助かりました。
 Off-JT(80時間)として実施した社会人としてのマナーとパソコンの操作、文書の作成方法、会計・経理の基礎、法律の基礎などは、教育訓練機関の㈱アイ・クリエイティブの講座を受講させました。また、OJTは、営業・サービスコースを当社の天間南店で、事務・サービスコースは富士インター店でそれぞれ357時間ずつ実施しました。
 このうち、営業・サービスコースのOJTでは、接客と電話対応のほか、商談同席、営業同行、契約に伴う事務作業を主に行い、車についての知識を身に付けさせるために整備の実習も実施しました。また、事務・サービスコースのOJTでは、登録と経理、保険に伴う事務作業を主に行いました。
 両コースとも、訓練中に指導者からもらったアドバイスやフィードバックの内容は、毎日、訓練日誌に記入させましたので、「自分自身には、何が足りないのか」「何をもっと学ばなければならないのか」など、指導されたことの意味や意図を理解しながら、日々、前向きに成長したと思います。

3.阻害要因とそれを乗り越えるための工夫

 訓練の指導者を務めた店長と工場長に急な用事や来客などがありましたので、訓練を実施する時間が合わないことがありました。そのときは、他の2人の指導者に時間を調整してもらい、訓練カリキュラムを変更して訓練を実施し、変更した訓練カリキュラムは、別の日に実施して対応しました。
 訓練生には、このような変更などで負担や不便をかけてしまいましたが、指導者や先輩の社員の協力を得ながら、無事に訓練を終えることができました。

4.制度の活用による具体的な効果

富士市にある天間南店の店舗風景
富士市にある天間南店の店舗風景

 有期実習型訓練を実施したことによって、5人の訓練生の適性を見分けることができましたので、適材適所の配置ができたと思います。また、訓練生は全ての業務を一通り経験していますので、仕事のつながりをしっかりと理解できており、やりがいを持って業務にあたっています。
 この有期実習型訓練を実施して最も良かったことは、訓練生だった社員が前向きに業務に従事し、自分自身の 成長のために何を実施しなければいけないかを日々考えながら、行動できるようになったことです。その姿を見て、先輩の社員も負けないように行動するようになりました。このように、有期実習型訓練は、当社にとって大きなプラスになりましたので、これからも続けて実施していこうと思っています。

(平成26年11月現在)

有期実習型訓練の概要

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有期実習型訓練の概要