
事務を担当した仁村さん(左)と、横須賀商工会議所 関根さん。「計画書の書き方から、OFF-JTの教育訓練機関のご紹介まで、関根さんにはきめ細かくアドバイスいただきました」(仁村さん)
――御社が必要としている人材について教えてください。
当社は平成2年に設立されたIT関連会社です。ソフトウェア開発からパソコン周辺機器の販売まで、IT関連事業を幅広く展開しています。IT業界というと、個々の社員がコンピュータに向かい、人間関係も希薄で、冷たいイメージを持たれるかもしれません。しかし当社はまったく違います。これは当社社長の考え方でもありますが、お客様が利用しやすい高品質のサービスを提供するためには、社員間のコミュニケーションを十分図り、チームワークや協調性が醸成された職場環境で仕事をすることが重要だと考えています。社員には会社にいる時間を楽しんで、リラックスして仕事をしてほしいと願っています。
IT関連の知識やスキルがあればそれに越したことはありませんが、それ以上に、仕事に対して深い興味と問題解決への強い意志を持ち、そしてコミュニケーション能力を備えた人材を当社では必要としています。
――すでにジョブ・カード制度をご存知だったそうですね。
私はIT関連の仕事ばかりでなく、キャリアカウンセラーとして、これまで多くの方々へ、キャリアアップのアドバイスや仕事の相談を行ってきました。もちろんジョブ・カード制度の概要はすでに知っていました。利用した方から、申請・審査、訓練評価、助成金申請等々、一連の書類作成や事務手続きが複雑だという声も聞いていました。しかし今回、横須賀商工会議所(神奈川県地域ジョブ・カードセンター)の方の熱心な勧めがあり、実際に利用してみなければ評価もできないと考えて、新卒者等を対象とする「実践型人材養成システム」を導入することにしました。私としては、訓練生、社員ともどもスキルアップが図れて、とても満足しています。欲を言えば、提出書類のフォーマットが業界ごとに設定されているともっと記入しやすくなるのでは、と思いましたね。
書類作成等の事務は総務人事担当者が行いましたが、横須賀商工会議所の方の迅速なサポートに支えられ、申請の際も雇用・能力開発機構まで同行してくださったので、スムーズに行うことができました。当社は、横須賀商工会議所とはこれまでもパソコン講習会などでお付き合いがありました。地元の商工会議所が本制度の活用を後押ししてくださるのは、地域企業として心強く感じています。





